るーじゃーあたっく

めんどくさがりなIT系技術者のブログ

家計簿をつけよう!~Moneytreeの活用~

■2018/3/24更新、10分ぐらいの内容
この記事では使い方次第でオート家計簿がつけれるMoenytreeを紹介します。
お金の運用も家計の見直しから!ということで、これまで家計簿つけるのに挫折してきた人に是非オススメしたいアプリです(^^♪
JAL氏は2017年6月にMoneytreeを導入してからずっと使い続けています。

 

1/7: 家計簿に失敗してきたけれど、本当は家計簿をつけたい(スキップok笑)

2017年度から多くの会社で働き方改革の名のもとに残業規制が始まりました。
JAL氏の会社もこの流れで残業しにくい環境に。。。サービス残業にならないホワイト企業なのは良いですが、仕事量減ってないのに働ける時間が減ったため、生産性の向上が必須になるけれど「いやいや物理的に無理やん…」って話は置いておいて、残業が多く社畜気味だったJAL氏も入社以来初めて年間の残業時間が360h超えないことが確定しました。
つまり、これからは残業代が減って家計に大ダメージ!
「早く帰れるの嬉しいけど、これいつものように消費するとヤバいやつ…」となり、そもそもの支出の傾向を把握する必要が出てきました。
 
JAL氏は今でこそ電子マネーやクレカを多用してますが、去年の夏までは基本的に現金派でした。
理由はクレジットの利用状況の確認がめんどくさいから。IT会社に勤めているくせに「何で家でもパソコン見なきゃいけないんだ」と、家でパソコンを使わないJAL氏にとって「ネットでログイン」は結構高いハードル。
また、スマホからは使いにくかったという過去のイメージが。
だから、現金の方がいくら使ったかわかると考えていました。
 
駄菓子菓子、現金だといくら使ったかわかるって本当!?
実際のところ私は結構な頻度でATMから引き出していました。手数料かからないように引き落とすとはいえ、面倒だし、そもそも多めに引き落としているにも関わらず財布の中の金がなくなるの早すぎ。「あれれ?蘭ねぇちゃーん」状態。
今度こそちゃんと家計簿をつけて使いすぎなことを可視化しなくてはいけないと誓います! 

2/7: 調べてみたら家計簿アプリは2強とわかった

JAL氏は過去に2度、家計簿をつけることに挫折しています。
エクセルでの管理はめんどくさくなって諦め、携帯での管理もめんどくさくなって諦めって感じ。元々数値化は好きですが作業が増えると途端に嫌になってきます。
「たまにつければいいや」と思ったらもうほぼつけることはありませんw
 
そんなわけで便利で挫折しなそうな家計簿を探しました。
そして家計簿アプリ業界は以下の2強と知ります。
  • マネーフォワード
  • Moneytree
さっそく両方インストールして実際に比べました。なお、JAL氏はAndroidなのでAndroidに関する記事ですが、iPhoneでも使い心地などは一緒だと思います。
 

資産運用に強そうなマネーフォワード

家計簿マネーフォワード 銀行・クレカ対応が人気の無料アプリ
家計簿マネーフォワード 銀行・クレカ対応が人気の無料アプリ
無料
posted with アプリーチ
まずは一番シェアの大きいマネーフォワードです。

明るいユーザーインターフェースで良い感じですが、少し画面がゴチャゴチャしてます。
投資運用関連のメールが結構来るのが個人的にはちょっと微妙でした。投資や運用の話に興味はあるけれど、余剰資金貯まってからなので少し先。
広告もジャマな位置にあったかな。プレミアムにしたら広告は消えるっぽいけど、節約するために始める家計簿で月額500円を払う気、今はないな~。
レシートを読み込んで家計簿つけれる機能とか良さそうだけど、きっとめんどくさくてやらなくなるw

シンプルで使いやすいMoenytree(←今回ご紹介するアプリ)

家計簿Moneytree - 無料で人気の簡単に節約できるアプリ
家計簿Moneytree - 無料で人気の簡単に節約できるアプリ
開発元:Moneytree
無料
posted with アプリーチ
次に象のマークがかわいいMoneytree。

こちらはめっちゃシンプルなユーザーインターフェース。
シンプルながら必要最低限の情報があり広告もなくて使いやすい。ブラウザとかの広告はあまり気にならないけど(浮き出てくるのはハイパー邪魔だけど)、パッと開いてパパッと入力して閉じるだけのアプリで広告表示されるのは誤クリックとかしたくないのでジャマと感じます。
そんなわけで、軽く管理するならこれで十分とMoneytreeを使うことに決定。
 
私はフィーリングで決めましたが、両方素晴らしいアプリなので気に入った方を使うと良いと思います(^^♪
 

3/7: 今どきの家計簿アプリの強みは連携機能!

両方のアプリに共通している素晴らしい機能が、口座・クレジットカード・ポイントカード連携。

1.口座連携

Moneytreeにみずほダイレクトなど銀行口座のネットログイン情報を登録しておくと、アプリを起動する度に自動的に最新の残高をダウンロードして表示してくれます。
銀行にいくらお金が入ってるかなんてことをわざわざ記帳や専用のホームページにアクセスしなくて良くなります(^^♪
銀行や信用金庫だけでなく証券口座まで連携できちゃいます。 

2.クレジットカード連携

さらに良いのはクレジットカード連携です。
口座の時と同じで、Moneytreeにクレジットカードのネットログイン情報を登録しておくと、現在の利用状況や次回の引き落とし日や額がわかります。
Moneytreeを開いたら現在のクレカ使用状況がわかるので、使いすぎてるかどうかは一目瞭然。
口座から引き落とされてから「あぁ~先月は使いすぎたなぁ…」とか無くなります!
また、クレカだけでなくモバイルsuicaやnanacoなどの電子マネーとも連携可能。
 
『口座情報の可視化』と『クレカ情報等の可視化』から現在の資産額も表示してくれるので節約や貯金のし甲斐があります!
グラフで月ごとのお金の増減を見れるのもGood♪

3.ポイントカード連携

JAL氏が一番気に入っている機能です!

ポイントカードにいくらポイントがあるかなんて覚えておくの不可能じゃないです?
そしてそれを確認するためにわざわざ専用のホームページにログインしたり、アプリ入れたりするのってめんどくないです?
便利なのはわかるけど、可視化がめんどうで私はポイントカードをあまり活用してませんでした。だいたい気付いたら期限切れてます(T_T)

でも、Moneytreeにポイントカードを登録したらこのアプリだけで複数のポイントカードの現在状況が確認できるようになります!
dポイント、Tポイント、ANAマイル(JALマイル持ってない…)、ビューポイントなど可視化できます(^^♪
Tポイントとか期間固定ポイントもわけて表示してくれるし、利用期限が迫ってたら通知が来てお知らせしてくれるのでポイントの取りこぼしが防げます!!
※ちなみにMoneytreeもマネーフォワードもビックカメラのポイントとは連携してません。ホームページを見る限りビックカメラ側の都合の模様…

4/7: シンプルだから支出管理もラクラク

家計簿アプリの基本機能、お金の入出金についてです。
Moneytreeでは大きく画面が『口座残高』、『ポイント』、『支出』の3つにわかれていますが、お金の入出金はずばり『支出』画面を利用します。
 
まずお金の利用(出金)についてです。
これは手入力で入れられ、マネーフォワードならレシートを読み取って入れてくれる機能があります。
入力時に食費や交際費といったカテゴリを選択できるので、どういった目的の支出が多いのか把握できるようになります。
 
現金以外のクレカや電子マネーを利用した支出情報は自動で登録されます。
クレカで5000円使ったら、口座残高のクレカの情報に5000円の利用履歴が残ると共に、今月の支出にも5000円が表示されます。自動で登録されるので入れ忘れがありません!

給与の振り込みなど、お金の入金についても自動です。
銀行口座にお金が振り込まれたのを判断して、給料としてカテゴライズされて登録されます。
 
面白いのが口座からの現金引き落とし。
例えば50,000円口座から引き落としたとします。
この時、自動で『口座残高』画面から50,000円引かれ、『支出』画面には『ATM引き出し』のカテゴリとして50,000円が自動登録されます。
その後、1,000円のつけ麺を食べて、『支出』画面に食費のカテゴリ1,000円を登録します。
すると、食費1,000円が登録されたことで、さっきの『ATM引き出し』が50,000円から49,000円になります。
つまり『ATM引き出し』は現金として財布に入った使途不明金で、その後実際に使った時に適切な支出カテゴリに振り分けてくれるんですね。
 
昔の家計簿では銀行や財布が絡んだ入出金の登録がゴチャゴチャしてめんどくさかったのですが、そういっためんどい部分は全部自動です。
どうでも良いことを考えなくて良くなるのは素晴らしい!

5/7: 自動連携とキャッシュレス化でオート家計簿にしよう!

家計簿アプリの真の活用法はキャッシュレス化にあると考えます。
手入力で現金の入出金を登録するのはめんどくさいし間違いや忘れが起こります。あとで登録しようと思って登録しないとかし始めると急にやる気がなくなります…。
でもMoneytreeは自動で最新の資産状況を取得・登録してくれるので、現金の利用を減らしてクレカや電子マネー払いの利用を増やすと苦労なく精度の高い家計簿になります。
 
クレカ・電子マネー履歴から自動で支出登録してくれる機能がある
普段の支払いをクレカ・電子マネーメインにすると家計簿の手入力が不要になる
スマホをおサイフケータイ化するとカードと現金が不要になる
クレカ、電子マネー、アプリのポイント得はじまる
 
・閑話休題
大学のときにローソンでバイトをしてからレジの支払いについて思ったことがあります。現金払いって手間かつ遅いんですよ。
1円単位で払わないと小銭貯まるし、でも小銭で払おうとすると若干遅くなるし、店員側も渡す時の現金の確認とか時間かかる。
これがスマホのiDとかsuicaなどの電子マネーで払うとカランコロンとかピピッとか鳴って一瞬でおしまい。圧倒的な時短!
コンビニ店員がカード払いを嫌がるって?そんなんいつの話さ、現金の方が嫌ですよ。1万円札とか小銭ジャラジャラとか勘弁して欲しかった。 

6/7: 気になるセキュリティ面も安心

「口座情報とか連携して大丈夫なの?」って心配に思う人が結構いると思います。
Moneytreeとマネーフォワードのことしかわかりませんが、この2つはセキュリティ面は信じて良いと思います。
公式サイトに当然のようにセキュリティに力を入れている文言が書かれていますし、実際に銀行などと連携するために相手側の審査をクリアしているようです。
MoneytreeはみずほやSMBC、三菱UFJなんかと提携していますしね。
 
そもそもMoneytreeの不思議な連携機能を使って口座等のデータを取得しにいくってわけじゃありません。
口座やクレカ側が持つネットからの情報取得手段を使ってデータを取得しているので、連携の機能は口座側の話。見に行く手段がブラウザじゃなく家計簿アプリになっただけです。
ちなみに端末側のセキュリティにも気を使っていて、スクショが撮れません。なのでここに出てくる画像は公式画像ですw
 
それでも気になる人はいると思うし、セキュリティの世界に絶対はないです。
嫌ならやめといた方がいいかもしれません。でも、SNSの登録とかしてるならそっちの方がはるかにセキュリティ的に危ないと思います。ネットで繋がることの便利さとリスクはトレードオフ。私は自分で納得がいけば便利を取ります。なんせめんどくさいこと嫌いですからw
 

7/7: 最後に、家計簿をつけるときに気を付けること

まず完璧主義になるのはやめましょう。
家計簿の目的は支出傾向の把握です。
正確なデータを求め、そこに力をかけるのは目的がズレてます。「現金の利用がちゃんとあわない」とか起きてもそんなん無視です。1万円単位でズレるとかないですよね?
大丈夫です。別に数円入力ミスがあったって致命的じゃないです。
 
次に定期的に家計簿をながめましょう。
せっかく口座やクレカの最新情報が見れるのでチェックしましょう。
支出のカテゴリ毎の状況やどういったタイミングで支出が増えるかわかってきます。グラフ機能を使うと資産の推移が見えるので、貯金出来ているか確認しましょう。
 
家計簿はあくまで普段の生活とお金の流れの可視化ツール。
支出傾向を把握してお金の使い過ぎを改善したり、ライフプランの作成に役立てたりすることに使いましょう!
 
 
ということで、最近の家計簿アプリは便利ですね~。
ツールから一括管理できると凄い楽です。半年以上使い続けてますが、どれだけ残業後の食費にお金をかけていたかよくわかりました。つけ麺大好きだけど、流石に使い過ぎだと反省し今では奥さんに夜の分のお弁当も作ってもらっています。(ただし有料w)
 
会社の同僚にも家計簿アプリの便利さを伝えたら皆使うようになりました。
夫婦で使ってるという話も聞きます。家計簿つけるのはめんどくさいと思ってる人は是非お試しあれ(^^♪